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事業実績

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~洪水被害を防ぐための堤防の整備~忠別川志比内築堤盛土工事

現場技術員

土木部

長島 盛也

本工事は豪雨による洪水被害を防ぐための築堤盛土工事を行いました。
施工内容は、延長約1.1㎞の築堤盛土を行い現況の天端幅を4~6m広げる工事です。
当初から、情報化施工(ICT)を活用する計画を立てており、起工測量では3Dスキャナーを使い通常より細かく現況を計測することで必要土量の精度向上に繋がりました。
設計データ作成には、平面図、縦断図、横断図のデータを3D化し完成形の可視化を行うことにより、変更箇所を施工前に見つけることができ施工時の手戻りを防ぐことができます。
ICT施工では、設計データを入れたGPS搭載のバックホウを使用し法面整形を行って行きます。
施工完了後は、再度3Dスキャナーを使い断面の計測を行い測定したデータを色別で合格判定を行いました。
ICT施工には、3Dデータの作成やスキャナーの点群処理などいろいろと覚えることは多いですがいつもと違った達成感があると感じました。

工事写真
設計データを入れたGPS搭載のバックホウで法面整形をする様子です。ICT施工は掘削位置確認するための丁張や大掛かりな測量も必要としないため業務効率が向上します。
工事写真
盛土をした法面に種子を吹付します。吹付後に種子が発芽、生育し、法面を保護してくれます。

工事完成写真

工事写真

工事概要

工事名
石狩川改修工事の内 忠別川志比内築堤盛土工事
工事場所
北海道上川郡東神楽町
工期
自 令和3年4月1日/至 令和3年11月16日